「大地の賜物である水を求め、活かし、夢につなげる」をモットーに、地域の方々・企業様・公共団体等との協働で豊な生活づくりをめざし、これからも事業を通してみなさまに笑顔と明るい未来をお届けできるよう努めてまいります。
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深層地下水とは

ここ数年、揮発性有機溶剤(VOCs)などによる、土壌汚染や地下水汚染の問題が大きく取り上げられるようになりました。
トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンなどの揮発性有機溶剤系の汚染物質は、地下への浸透も早く、浅い地下水の汚染が進んでいる場合が報告されています。
これに対して、深層地下水は不透水層のバリアによって表層の汚染から守られています。

地球の恵み・・・無限の地下水の可能性と環境

地球は宇宙から見ると青く輝き、「水の惑星」と呼ばれています。
生命の源となった地球の水は、大半が海水ですが、淡水は、北・南極の氷や雪、河川や湖沼、地下水として存在します。
地下水は地球全体の海・淡水の量から見れば少ないものの、河川や湖沼の総水量と比較すると、莫大な水量といえ、人類が永遠に利用できる無限の可能性を秘めています。
河川を堰き止めてダムを作り、飲料水や農業用水を確保することよりも、地球環境や住環境を視野に入れると、汲めども尽きない地下水を有効利用することが地球環境のためにも優先されることでしょう。

先進国では常識となっている生活用水への利用

日本では、工業用水として多量な地下水を急激に汲み上げたため、地盤沈下などの悪影響が出始め、生活用水としての地下水利用が遅れました。
しかし現在では、工業用水に関する法律も整備され、逆に地下水を利用しないために、地盤が上がったり、地震時に土壌の液状化を招く一因にもなっています。
日本では河川の流れが急であり清流が多く、また雨が多いという気象条件から、生活用水としての地下水利用が、ヨーロッパなどの先進国と比較して送れています。
公共水道の水質に関する不満などから、ペットボトル入りのミネラル水が、現代生活の必需品となりました。
こうした社会情勢からも、地下水の生活用水としての開発は、必然の流れとなっています。
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