さく井(井戸掘削)工法
当社では、様々な井戸掘削(さく井)工事を行っています。
井戸の掘削(さく井)は、主に「ロータリー工法」、「ロービング工法(パーカッション工法)」、「ダウンザホール工法(エアハンマー工法)」が用いられますが、当社では独自に開発した「ロータリー・ロービング工法」をお勧めしています。
1.ロータリー工法
トリコンビットと言われる刃先と地上の機械を堀管(ロッド)で連結し、刃先に回転力を与え、地層を切削破砕しながら掘削する工法です。
長所
- 騒音や振動が少ない
- 掘削能力が良い
短所
- ベントナイト泥水により取水効果が悪くなる
2.ローピング工法(パーカッション工法)
重量のある掘削ビット(ワンビット)をワイヤーロープの先端に吊り下げ、ロープを上下動させることで地層を突き崩しながら掘削する工法です。
長所
- 取水効果が良い
短所
- 騒音及び振動が多い
- 掘削能力が悪い
4.ダウンザホール工法(エアハンマー工法)
圧縮空気で先端部の掘削ビットをピストン駆動させ、打撃力によって硬い岩盤を砕きながら掘削する工法です。小規模な井戸や狭いスペースでの掘削に適しています。
長所
- 固い岩盤でも水脈が明確に分かる
短所
- 騒音や振動が多い
3.ロータリー・ローピング工法(当社独自工法)
ロータリー工法とロービング工法を組み合わせ、お互いの長所だけを活かす工法です。
手順
- さく井機を設置する
- ロータリー工法で予定深度まで掘削する
- ローピング工法で孔壁のベントナイトを除去する
井戸メンテナンス
井戸の定期点検、ストレーナーの目づまり除去及び深井戸ポンプの修理・点検を行い、末永く使用していただける井戸にします。
(井内浚渫、洗浄、井内水中カメラ調査、二重ケーシング等)
(井内浚渫、洗浄、井内水中カメラ調査、二重ケーシング等)
地すべり対策
美しい日本の環境を守り、土砂災害から生活を守るため、地すべりの誘因となっている地下水の排除を目的とした、集水井工事と集水排水ボーリング工事を行います。
地質調査
地質、地層を明らかにするため、地表の観察、各種の計測、機械ボーリングを行います。